激変する世界に向けて1200年生き延びてきたKYOTOから生き延びる智慧とヒントを発信

『人生裏返しの場』

『人生裏返しの場』

のっけからお詫びです。娘なのにこのていたらく、いや、猫なのにお腹を出して寝るなんて申し訳ないことです。もちろん私が完全無防備で、言わば世界にごめんなさい、と言っているのですが、それはとにかく、猫なのに逆さに寝て、と思ったら、鶯の逆さ鳴きを思い出し、あれは目白の間違いと言う説よりも、夏目漱石の京都を訪問しての文章を思い出して、あぁ京都はそうあるべきだと、猫の分際でまたまたお説教垂れたくなって。

『美しい二〇歳』

『美しい二〇歳』

「僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しいときだなんて誰にも言わせない」とはポール・ニザンの『アデンアラビア』冒頭の名文句です。名文句の次は「何もかもが若者を破滅させようとしている。恋、思想、家族を失うこと、大人たちのなかに入ること。こ …

『吠えない猫が吠える』

『吠えない猫が吠える』

「僕は見た 狂気によって破壊された僕の世代の最良の精神達を 飢え 苛立ち 裸で夜明けの黒人街を一服の薬(ヤク)を求めて のろのろと歩いていくの を」という冒頭で始まるのは、アメリカの詩人アレン・ギンスバーグの『吠える』です。後にヒッピーたち …

『吾輩は猫ではない』

『吾輩は猫ではない』

吾輩は猫である。いや違います。猫は猫ですが、吾輩ではなくて、「私」です。私は雌猫です。あの夏目漱石先生の名作『吾輩は猫である』の出だしには、「吾輩は猫である。名前はまだ無い」とありますが、私には菫という名があります。いずれその由来もお話する …