お待たせしました!東山編第2回目です。
阿弥陀が峰を抜けて、国道1号線を細い地下道を通って北へ渡りいよいよ清水山へ。その入り口に、六条天皇と高倉天皇の墓陵を示す道標があります。
その途中、歌の中山で知られる清閑寺があります。細い参道の落ち葉を踏みながら進むと、高台にひっそりとその寺はあります。
延暦21年創建。平安中期の一条天皇の頃、勅願寺となる。平家物語で知られる小督の局(こごうのつぼね)、高倉天皇の妾だったが、ここで出家した。琴の名手として知られ、・・・この続きは嵐山が舞台なのでまた今度。
最初、急勾配の山道を右へ左へ登ります。高木が生い茂る道は、幅が広いです。
三角点は、コースから数十メートル外れたところにあります。242メートル、丘のような山頂です。
幅の広い上り坂をどんどん登って行きます。
山道が途切れると、視界が開けます。公園?北には遠く比叡山が臨めます。
ここは東山山頂公園。展望台があり、京都のまちが一望できます。
桓武天皇は、長岡京から遷都する場所を探していました。和気清麻呂に案内されて、この場所に平安京を築くことを決めたといわれています。
将軍塚は、土で作られた将軍像に坂上田村麻呂の甲冑を着せ、武装させて埋められたそうです。京都を守護して欲しい願いが込められています。
第2回はここまで。
国道1号線地下道から将軍塚までおよそ2,3キロ。
[文・写真:kubo]