激変する世界に向けて1200年生き延びてきたKYOTOから生き延びる智慧とヒントを発信

アメリカでは1982年に、医師や心理学者を中心に「笑い療法学会」が発足されて以来、医療における「笑い」の効用が本格的に研究されています。学会発足に際して開かれたシンポジウムでは、以下のことが確認されました。
(1) 大笑いによってリラックスすると、自律神経の働きが安定する。
(2) 強力な鎮痛作用をもつエンドルフィン(モルヒネの6倍以上の鎮痛作用をもつ)という神経伝達物質が増加し、痛みを忘れてしまう。
(3) 情動をつかさどる右脳が活性化され、ストレスで左脳を使う人にとって、リラックス効果があると考えられる。

以下、京都についての川柳もどきものを幾つか。

笑えれば相当に京都通。
蛇足ながら何故おかしいか解説をします。
京都特有のことを取り上げることが多いからです。

では、笑って笑って。

京の冬の名物、千枚漬け。すぐき、柴漬と共に京の三大漬物のひとつ。御所の料理人大黒屋藤三郎が慶応元年に考案したと考案者の名前も考案年も分かるほど由緒正しき漬物。その千枚を偽装だなんてとんでもないことで、千枚の「千」とは広辞苑に「数の多いこと」とあるが、何でも樽に漬けこむ枚数が千枚以上だからだとか、聖護院蕪を千枚と言えるほどに薄く切るからだとか、説はいろいろだが偽装だなんてとんでもない。

WEB永浜商店というサイトに『御当地の踏み絵』と言うのがあり、そこの京都人チェックに、「東京人より大阪人が嫌だ」「京都を『近畿』や『関西』の言葉でひとくくりにされるのが嫌」「他府県、とくに東京に行くと大阪人と間違えられるのは、大いに遺憾である」というチェック項目がある。とは言え、これは久米宏の『ニュースステーション』でやった『京都度テスト』の焼き直し拡大版で、ニュースステーションのチェック項目にも似たものがあった。どうやら京都人は大阪はお好きでないようドス。

古くから都のあった奈良や京都などには読めない地名が少なくない。土地の人かどうかがわかるだけで、読めないからと言って、別段恥ずかしいこともない。京都の難しい地名の代表格が「一口」。どこからどうみても「いもあらい」とは読めない。ひとくちの理由はあるが、なぜそう読むのか、御存知の方は、また教えてください。ヤマトの豪族で、土器を作り石灰を焼いたりする「はつかしべ」=「泥部」で、この一族の羽束首(はづかしのおびと)の居住地だったから「羽束師」だが、京都市民の多くは何年に一度必ず行かねばならない。免許センターがあるから。

ついでにもうひとつ。これで「ふしはら」と言い、桂川の渡月橋より下流の松尾橋までの東側の土手を言う。古くは並木があり、チャンバラ映画の舞台に使われたのは数知れず。今でも対岸の東公園の土手や河原は撮影のメッカ。カメラを下から撮れば、そこは中山道やら奥州街道やら、黄門力で自由自在。とは言え、京都の絶景スポットのひとつ。やがて動画でじっくりご覧いただくことをお約束して、「ひかえおろー」

もう今さら言うのもなんですから、実は、これ、大阪で発達した上方落語の「京の茶(ぶぶ)漬け」に出てくる話が、一人歩きしているようです。さらさらとお茶漬け並みに流さないとすれば、元々の話は、安永年間1777年に出版された笑話の中に出てくるとか。同じ状況で、高松には「まぁよろしぃがな、熱燗で」と言う言葉があるようだが、誰も使わないとか。

いつでも行けるから、今度行く、と言って、あまりに名所旧跡などに行かないのが京都人。典型が今やシンボルの京都タワー。改装なって、また夜景もいいものだが、「ああ、そうどすか、こんどいきまっさ」といなされて終わり。ちなみに京都タワーは蝋燭ではなく、海のない京都の町の屋根瓦を波にみて、町を照らす灯台。旅人にボン・ボワイヤージュ。

町家ブームで壊されずに生かす方法が考えられるのは悪くないが、住んでみると暑さに泣き、寒さに震えるとかで、多くの住人が逃げ出したことも確か。暑さをしのぐ工夫には事欠かないが、亜熱帯と言われる京都、しかも街中のヒートアイランド現象とあいまって暑さは日本のトップクラス。古人もそこまでは考えていなかったようで、はてさて。

京言葉にもいろいろあり、現在も使われている言葉も少なくない。その一つが「のつこつ」で、何かを持て余して難儀しているさまを言う。余裕がなくて、「いっぱいいっぱい」になっているような状態を指す言葉で、食事の時などに食欲が無いとかお腹いっぱいになり喉を通らなくなることを思っていただければ、分かりやすい。ただ、ニュアンスで何かやわらかく響き克服できそうな気がするのは京言葉の不思議。どこからきているのだろうか、どういう漢字なのだろうか、とのつこつの解説にものつこつし。

京言葉や大阪弁、ウン、京は「言葉」で大阪は「弁」、これも大阪差別なのか、では、言い直して「京言葉」や「なにわ言葉」ではアクセントが大事。先のおっさんは前にアクセントがあってお坊さん。後ろは中年男性。前は和尚さん、後ろはおじさんの促音化なのか。皆さん御一緒に、ハイ、線香の香りがおっさん、加齢臭がおっさん。

世界に誇る日本の宝『源氏物語』。説明は野暮だけでなく文学の価値を貶める。詳しくは原典でじっくりと。古文を読み解くのは、「袋とじ」に似て、わくわく。コラー、お前が貶めているのでは。はい、すみません。

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[文: miya]

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