激変する世界に向けて1200年生き延びてきたKYOTOから生き延びる智慧とヒントを発信

以下、京都についての川柳もどきものを幾つか。

笑えれば相当に京都通。
蛇足ながら何故おかしいか解説をします。
京都特有のことを取り上げることが多いからです。

では、笑って笑って。

京野菜と言うのは、京都地方で古くから品種改良が施され、伝統的に生産され続けている野菜の品種群として定義されていて、京の伝統野菜とブランド京野菜を合わせたものだそうだ。しかし、生産地が京都でなくても京野菜と呼んでも構わないようだ。そればかりか、千枚漬で有名な聖護院蕪、聖護院周辺は既に生産していなくて、丹波市や亀岡市の一部で生産しているが、主な生産地は滋賀県。

交差点から北に行くのが「上がる」、南に行けば「下がる」。そして、先に言う通りに建物が存在する。油小路三条上がるだと、建物は油小路通りにある。慣れれば分かりやすい。

油照りとは広辞苑によれば「空が薄曇りで風がなくじりじりと蒸し暑いこと」で、夏の季語だから、別段京都に限ったことではないのだろうが、しかし、昔から京の夏の暑さは油照りと表現されてきたが、昔から暑かったようで、清少納言は、「冬はいみじう寒き、夏は世に知らず暑さ」と言い、それが京都らしさだと言っていた。しかし、近年は温暖化現象にヒートアイランドの相乗効果で、京都は亜熱帯気候になってしまったようだ。油照り程度の暑さが恋しい。

ETCと言えば、有料道路の料金所などに設置されたアンテナと自動車に搭載した端末(ETC車載器)で通信を行い、自動車を止めずに有料道路の料金支払いなどを処理するシステム。「自動料金収受システム」とも呼ばれるなんてことは皆さん御承知。何が問題なのかは、それを使う有料道路がないということ。自動車社会からおいてけぼりになっているのが、いいのか、悪いのか。でも市電もなくして・・・

京ことばで、良く聞くと、結構「さん付け」が多い。「さん付け」の対象となるのは主に「飴さん、あげさん(油揚げ)、ふーさん(麩)」など食べ物や、「八坂さん(八坂神社)」や「お稲荷さん(稲荷大社)」など寺社仏閣に関するものが多いということ。ただし、どの言葉にでも付くのではなくて、付く言葉とつかない言葉が暗黙の了解のうちに決まっているそうだが、うんこさんは暗黙の了解なの・・・

現在鴨川は鮎が泳ぎ、カップルが等間隔に並び、食べ物を鳶がかっさらうと、のどかな風景にふさわしい状況だが、歴史上は血生臭い場所であった。古くは平将門、石田光成、千利休、近藤勇などが晒し首にされた場所でもあり、戦国時代には激戦地でもあり、応仁の乱の時は死体置き場だった。また処刑場であり、石川五右衛門や豊臣秀次の一族が命を落とした場所。100万都市に珍しい清流の鴨川、流された血を洗って清めて・・・

祇園の名が生まれたのは、八坂神社から。八坂神社は、元慶元年(877)、藤原基経が自邸を寄進し建立されたと言われている。正式名称は感神院祇園社。「祇園」という名前は、「祇園精舎」に由来し、インドに飛ぶ。昔インドで須立長者という人が、太子より賜った樹林を惜し気もなく寄進し建立された寺が祇園精舎という名前で、藤原基経の自邸を寄進して建立したという行為が、その言い伝え似ている所から「祇園社」と命名されたそうだ。

八坂神社という名前は、明治元年(1868)の神仏分離令のおり、このあたりが、昔「八坂郷」という地名だったところから「八坂神社」と名称変更された。

祇園精舎は、正式名称祇樹給孤独園精舎(ぎじゅぎっこどくおんしょうじゃ)で、中インドのシュラーヴァスティーにあった寺院で、釈迦が説法を行ったとされる場所。天竺五精舎(釈迦在世にあった5つの寺院)の一つ。

その名を冠した町は、般若湯を飲んで釈迦説法じゃな、さけせったい・・・

世界の美しい建物とか、美しい駅とかに選ばれる超モダンなデザインの駅なのだが、雨が降りこみ、雪などは中央改札口あたりまで舞う。とびきり暑い夏、底冷えの町の玄関口がまともに暑くて寒いなんて、それが文化的なのかどうか・・・

星と言えば、言わずと知れた例の☆。権威に反撥心が強い京都人。観光客のようにわざわざ選んでいくこともないのだろうが、自分で☆を見つけるのも楽しいもの。

『高瀬舟』と言えば、言わずと知れた森鴎外の名作。しかし、自分の本を解説した『高瀬舟縁起』にもあるように、この小説は『翁草』に池辺義象が書いたものを下敷きにしていると書かれてある。しかし、『翁草』は池辺の書いたものでなく、神沢杜口という知られざるスーパーマンが書いたもの。『舞姫』など盗作の疑いの消えない森鴎外、『翁草』の作者名を書いていないのがどうも腑に落ちないが、気がひけたのか・・・

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[文: miya]

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