激変する世界に向けて1200年生き延びてきたKYOTOから生き延びる智慧とヒントを発信

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 なんだこの写真は、とお叱りになるかもしれませんが、実はこれ、私が嵐山の駅前で拾われて数日後の写真です。ご主人様がネタ切れだからとあっちこっちひっくり返して見つけてきました。そこまで言うのか、とご主人、ちょっと嫌な顔をしていますが、そうそうこの写真は2010年11月08日に見ていただいた写真の次のシーンで、目を覚まそうとしています。目を覚まして、ついつい考えてしまったのです。
 
 もちろん、その時ではないですよ。考えたのは2011年2月下旬。で、何について考えたかと言えば、パンダについてです。国を挙げて歓迎し、日中友好の懸け橋と言われるように、国際政治にまで一役かおうと言うパンダについて、偉そうに何を考えたのか、と言われるに違いありませんから、最も弱弱しくだらしなく無防備の私の姿をさらけ出したのですが・・・・
 
 上野動物園にやってきたパンダの食料を伊豆に求めて、係官が苦労をしているそうですが、食料と言えば竹ですよね。でもおかしいと思いません。ジャイアントパンダは、食肉目のネコ目・イヌ亜科・クマ下目中のクマ科・ジャイアントパンダ亜科の大型哺乳類で、そうです、お気づきになりましたか、私たちの仲間です。中国では「大熊猫」と言うではありませんか。雑食性なのに笹と竹を主たる食料とするようになってしまったのは、氷河期にはそれしか食べるものがなかったから、とか、人間に追われて竹林しか住めなかったとか、いろいろその理由は挙げられています。パンダの先祖は人間より300万年以上も前に地球上に現れていたようですし、私もパンダに聞いたわけではないですし、動物と話ができるハイジさんにでも聞いていただかないといけないのですが、氷河期と言えば今からおよそ200万年前です。そのころから笹や竹を主として食べていた証拠は、ハイジさんに聞かなくても 歯が教えていてくれます。

 肉食もしますから、クマやアザラシなどの他の肉食動物と似てはいますが、問題は奥歯です。人間の7倍もの大きさがあり、大きく平らな臼歯があります。それで竹をかみ砕いて食べ続けてきました。

 ここからがこんなちっぽけな存在の猫の癖に吠えます。人間の食の乱れについてです。ここ50年、肉食が大いに幅をきかせてきましたが、人間の歯は、数万年前からか数10万年前からの食生活のために、犬歯が1、前歯が2、臼歯が5の比率になっています。それは1対2対5と言う食物の摂取の比率の証です。ですから、犬歯=動物性食品が1、前歯=野菜が2、臼歯=穀物が5で、つまり、肉や魚を「1」食べるとしたら、その2倍の野菜と5倍の穀物を食べることが、人間の食料の歴史が証明する理想的な食事のあり方だということです。

 私たちは、主人を甘噛みしても痛がられるように、鋭い猫歯、違う犬歯を持っています。猫なのに猫歯とさえ言ってもらえないこんなちっぽけな存在でしたが、ご主人さまのそばにいて、ついついご主人様のどこにも書かないツイッターを聞いているせいでしょうか、猫のくせに吠えています、すみません。

【文・写真:miya】

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