激変する世界に向けて1200年生き延びてきたKYOTOから生き延びる智慧とヒントを発信

御存知のように、自然治癒力というものがあります。意味を確認しておきますと、「人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能を広くまとめて指す表現」で、「手術を施したり、人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のこと」とあります。

京都症候群の患者さんが京都に来て、京都の持つ自然治癒力と言うものの恩恵によくすることが出来ないだろうか、とか、京都に来るだけで感じてしまうプラシーボ効果と言うものがないだろうかと考えます。プラシーボ効果とは、プラセボとも言い、日本語だと「偽薬」と訳されています。本物の薬のように見える外見をしているものを薬のように与えると、薬として効く成分は入っていないが、薬と信じ込むことで、何らかの改善がみられる現象のことです。

京都タワーを見る瞬間から、人生の自然治癒力もプラシーボ効果も始まっているように思います。ただ、往々にして効果が顕著に表れないのは、入院患者のように、空間移動を禁じられて、長くじっとすることがないからです。急ぎ過ぎです。

佇んでみてください。じっと。街角でも、カフェでも、賀茂川のほとりでも、山門にもたれかかってでも、立ち止まってください。目の前を教科書で知っているあの人が通ります。あの人も通ります。そうした止まることで1200年の時間を感じれば、先人の深い知恵や熱い思いが伝わって来て、体のどこかから自然治癒力が湧いてくるように思えます。

京都に来れば元気になる、京都に来れば癒される、京都に来ればストレスが解消する、有難いことです。それが非日常の錯覚のような一時的なものでなく、再び帰りついて日常に戻っても、何かが少し違ってきた、そんな京都になりたいものです。

[文: miya]

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