前回、自然治癒力は京の街角で佇むことではないか、と申しあげましたが、紅葉の嵐山では、「立ち止まらないでください」「立ち止まらないでください」とパンダ初来日とか、大阪万博の月の石現象とでも言うべき状態!古!
たとえは古くても頭は新しいし、姿勢は前に傾いています。というのも、知る人は知る2012年問題があっちこっちで取り沙汰されています。そんなこと知らないぞ、と言う人はおめでたくていいのですが、どっぷり京都症候群に浸っているわけにもいかず、2012年アセンション、すなわち次元上昇とかだそうですが、少なくとも意識の状態がレベルアップしないと取り残される可能性は高いようです。
ですから、立ち止まることさえできない京都で、自然治癒力を当てにしないで、荒療治を開始します。
次回から普通に語られない、マスコミでも無視されたり排斥されたりしている「すでに世界では普通で、日本では考えられていない新しいものの考え方」について、可能な限り紹介し、京都症候群から意識アセンションしてもらうヒントにしていただこうと思います。
病気はついつい居心地を良くする場合もあります。京都症候群に首までつかっていないで、荒療治を受けてください。荒療治でなく、今のままでいいと言う方は、次回からは読まないでください。日常への副作用は必至ですから。
どうして新しい年から始めないのか、なんてのんびりしておれません。この師走の慌ただしく、どん底景気の、御先真っ黒の閉塞の時代だからこそ、今年が終わる前に、錐(きり)で小さな穴を。「千丈の堤も蟻の一穴から崩壊す」なんて言います。「千年の都も錐の一穴から進化を」なんて、来年のことでなくても、大袈裟で、鬼が笑うかもしれませんが、なんか我慢ならないので・・・古都からビジョンを。
[文: miya]