激変する世界に向けて1200年生き延びてきたKYOTOから生き延びる智慧とヒントを発信

 「啓蟄」と言う二十四節気という区分のひとつがあります。「けいちつ」と読みますが、三月六日です。『広辞苑』には、「蟄虫(ちつちゅう)、すなわち冬ごもりの虫がはい出る意」とあります。今年も虫がはい出てきました。サッカーの陰に隠れていたのですが、うずうずと虫が騒ぎだしました。球春と言われるシーズンの幕開けですから、当然と言えば当然で、このホームページもやがてタイガースフアンが泣いて喜ぶコンテンツも準備中です。

 と言うのも、大阪を毛嫌いし、「関西」とまとめて言われたり、「京ことば」を関西弁と言われるのをひどく嫌がる京都人が、唯一と言っていいほど大阪・神戸と一体になること、それが阪神タイガースのフアンであることですから、このホームページでも、京都の問題を共有していただくためにも扱わせていただきたい、とは思うのですが・・・

 その阪神タイガースの藤川球児選手に真似るのは、面映ゆいのではありますが、せめてこの『京都症候群』のブログは、直球のど真ん中の球を投げ続けたいと思っております。

 京都文化博物館の入り口から右手に入ったところに半地下がありました。目下七月のリニューアルまで休館中で、そこが残るかどうか知りませんが、そこの半地下の和室は、平安時代の京都の地面の高さに建てられていました。およそ低い平屋の民家の屋根の高さです。そして一二〇〇年、現在の京都の市街地は家一軒分だけ土盛りしてしまいました。それは他でもない「スクラップ・アンド・ビルド」で、まちづくりをしてきたからで、おかげで平安時代からの建造物は皆無と言っていいほど残っていません。

 この「スクラップ・アンド・ビルド」の精神、壊して新しく作るというやり方は、まちづくりの歴史と伝統だけではもったいないと言えます。いわゆる精神的なもの一切、学問も思想も哲学も、パラダイムと言えばいいようなものの考え方全て、一度スクラップにして建てなおすべき時代なのでしょう。そのためにこのブログ、直球のストレートが投げられる限り投げ続けたいと思います。

 それが暴投になったり、捕手まで届かないような力ないものであっても、気持ちは剛速球直球ど真ん中のつもりです。そして、もしも望むような球が投げられるとすれば、この街は学者先生や学生さんや超一級の伝統工芸家や芸能者や・・・打ち返して下さる方々の宝庫です。

 それに何と言っても京都症候群と呼ばれてもいい人が多数上洛してくださいます。京都病です。「病を得ずして正法を得ず」と言うではありませんか。

[文:miya]

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