激変する世界に向けて1200年生き延びてきたKYOTOから生き延びる智慧とヒントを発信

 で、どの程度危険なのかを、あちらこちらで調べてみると、次第に背筋が寒くなる。次に書く情報が全くのでたらめで、敦賀の危険を叫ぶ狼少年でありたいとは思うが、どうもそれこそがむなしい願いのようである。
 
 まず、燃料棒の交換方法が断たれ、休止することもできずに、制御棒を突っ込んで冷やし続けている状態だが、冷却系が液化ナトリウムで、水や空気に触れると大爆発を起こすため福島でやっているほぼ全ての冷却方法が今のままでは通じない。それどころか逆に爆発的火災になってしまう。
 
 そして燃料が高濃度のプルトニウムで福島よりずっと臨界しやすい上に、そのプルトニウムの量は長崎原爆の100倍以上だそうで、燃料の質と量からすれば、福島やチエルノブイリや広島長崎をはるかに超えて人類史上最悪のことになるようだ。半径10キロや20キロ程度の問題でなく、ひとけた上の300キロ範囲が避難しなければならなくなると言われている。
 
 この原発、建設後に地震プレートの上にあることが分かり、今までに2兆4000億円以上を使い、これからも年間維持費だけで500億円かかり、もちろん発電量は〇である。日本歴史上最高の無駄つかいで、最悪の失策である。

 この情報が正しいかどうかは、関係者の自殺からもわかる。敦賀市内の山中で自殺遺体で見つかった方は、この事故の復旧作業にあたっていた燃料環境課の課長だということである。彼はこの状況がいかんともしがたいことを知っていて絶望したのだろう。

 すでにひとりの人の命を奪い、周辺住民の命をじわじわと蝕んでいる敦賀原発。京都中心部から50キロ少々。そして大阪府の橋下知事が、「関西の電力を供給する原発の新設中止などに取り組む」とした発言に敦賀市長や美浜町長の反撥発言は、再録するのも恥ずかしいお粗末なものである。無知とは命を失うことである、と言わねばなるまい。

 2010年11月1日に開設した我が『コトビジョン・キョウト』と言うホームページの『ほぼ週刊ブログ』の中に『京都症候群』と言う連載をして、11回目になった。年間5,000万人と言われる観光客を京都病として、いろいろな方面より、生き方やものの見方、考え方を考えていただく一助にでも成りえないかと思って始めたが、その種の比喩で遊べるような悠長な京都ではないようだ。いずれそうした視点で再開はしたいが、とりあえずは、症候群どころか、ひょっとすると瀕死の状態や息の根を止められかねない重大な問題について語っていこうと思う。

 『京都が危ない』の情報を取り上げ、そうした緊急の事態に相互扶助の、相互救援の、相互協力のネットワークが作れないかとも思う。目下、智慧を絞っているが、妙案があれば、是非に加わってほしい。『京都が危ない』から。

【文:miya】

1 2 3

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>